2022-12-28 祖母の誕生日
今日は祖母の誕生日。
雷を異常なまでに恐れ、死者が口をきく夢を見ると必ず宝くじが当たり、これから起こる地震を感知していた祖母。
私が小さいころ、それから弟が小さいころには祖母がたびたび家に滞在した。祖母が来る日には待ちきれず、バス停についた頃に団地の階段を駆け降りて坂をのぼってくる祖母に駆け寄る。
お母さんに秘密で一緒にお菓子を食べたり、ふわふわで餅のような肌とくっついて湯船に浸かったり、お手玉やおはじきの遊びを教えてもらったり、いつもなんだか朗らかな気持ちになって祖母のことが好きだった。
そんなつもりはなかったのに12月に入ってから急にもしかしてこれが私の来年の目標になるのかもしれない、というようなことがぼやぼやと集まってきて、なんとなく焦点を結ぶようになった。
たぶん八方塞がりな気持ちになったからだろう。追い詰められて、自分を変えざるをえないとやっと観念したというか。
夜はうどんにする。
つい一昨日もうどんで夕飯を済ませてしまったので具を工夫しよう、タンパク質が足りないから卵たっぷりにしようかな、それで私たちが大好きなベルビルの中華のうどん屋さんの卵うどんを真似することにした。ただがしゃがしゃスクランブルエッグのようにした出汁をきかせた卵をのせただけだけで、本当のあの卵うどんの、干し肉や青梗菜や海老のうまみたっぷりとはちょっと違うけど。
あの干し肉をいつか買ってうどんをランクアップさせたい。